(・∀・) え?明日?んー…
(゜∀゜) 一緒にカトマンズまで帰るお。
飛行機にしようかと思ってたけど、そんなに急いでも予定があるわけじゃないし、高いのでツーリストバスで帰ることにした。ローカルバスが一番安いけど、ちょいと一人では乗る気になれなかったのと、ツーリストバスでもポカラからカトマンズまで6時間弱かかるのでやめておいた。
(゜ω゜) おりょ?日本人だお。
(・∀・)ノ ナマステ、はろー、コンニチハ
後ろの席にたまたま日本人がいた。
彼は13日からトレッキングに行ってたそうで、天候に恵まれず早めに引き返してきたんだとか。帰るまであと3日くらいあるけど特に予定はないとのことだったので一緒にまわるのも良いかなと思っていた。
(゜∀゜) また夜メールしますお。
昨日、仕事のあと街をガイドしてもらったが、ネパール人の彼からはガイド料をくれとは言われなかった。こちらも夕食をおごったくらいだ。こちらはあと3日ほどネパールに滞在するので、ビューポイントであるナガルコットに行ってみたいと思っていた。ガイドの彼はもし明日仕事がなかったら一緒に行ってもいいよ、といっていたが、後ろの席の日本人も一緒にまわるかもしれんと言ったら2人で行ってきていいよ、といってた。まあそらそうか。彼がサービスでガイドをしてくれたのはお互い気があったというのもあるけど、性別的な問題も含まれていると思っている。だからゲストでも友達でもない見知らぬ日本人男にガイドしてやる気にはならん、というのもよくわかる。
ガイドという職業はおそらくそれなりに学歴のある人がなる職業らしい。
ネパールでは基本教育でネパール語と英語と両方勉強するようだが、もっと英語を勉強して使えるようになるにはさらに上の学校に行かなければいけないのだ。日本のように大部分の人が大学に進学する日本とは違い、農業国ネパールでは学歴や教養は金銭に左右されるといっていい。彼の家が何をしているのかは聞いていないが、私立の大学を出ていることからそれなりにお金のある家の出身のようだ。さらに自分で私設の日本語学校に通って日本語を勉強しているし、私が今回使った現地の代理店も現地物価を考えると高額であることから、彼の1回のガイド報酬も高いと思われる。
教養の高さはお金や所作、生き方に関する考え方でも垣間見ることが出来る。
やろうと思う気持ちがあればなんでもできる、なんて言葉は金銭的に余裕のある人がたどり着ける言葉であり、農耕民族のネパール人の大部分はこんな考えに到達しもしないと思われる。考え方が合うということは彼が金銭的に恵まれており、また自分も金銭的に恵まれた日本人であるということなんだろう。
ガイドの彼にキミはこれか?と聞いてみたら「そうですヨ、ボクはパルバティ・ヒンドゥーですよ」といってた。ついでにバウンですヨ、とも言っていたのでこれか、と思っていたが、ガイドブックをよく読むと男がバウンというわけではないらしい。
ネパールにはインドの一部でみられるような強いカーストはないが、出身という意味合いでのカーストというのがあるようだった。人口の大半を占めるパルバティ・ヒンドゥーは元々インドから入ってきた人々で、さらにバウン(司祭カースト)、チェトリ(王侯、軍人カースト)と不可触民のカミ(鍛冶屋カースト)、ダマイ(仕立屋カースト)、サルキ(皮職人カースト)という5つに分かれているそうだ。ここにある不可触民のカーストがネパールの中でどういった扱いを受けているのかは分からない。
トレッキングでお世話になった山小屋の彼はチベット系の出身で、タマンというらしい。ネパールはざっくり5つの部族から成り立っていて、ヒンドゥー系とチベット系の人の間には壁があるような感じはなかった。街にも混在して住んでいるし、一緒に仕事をしているようだった。異系同士の婚姻があるかについてはわからなかったけど、ぱっと見ではみなかったのでもしかしたら同系どうしの婚姻が多いのかもしれない。
<kathmandu kathmandu
(・∀・)ノシ じゃーの!
ちょっと予定が決まったらまたメールするお。
ガイドありがとお!
(・∀・))) さて今日の宿をさが…
ゞ(`ω´) なんだお、あっちいけシッシ!
オイラは自分で宿探す…
(・ω・) ん、、、?
1泊くらいは自分で宿探ししようと思ったが、たまたま声をかけてきた客引きが初日と最終日の宿(同じ宿)の客引きだった。
(´ω`) んー、まあいいお。
そこそこよくしてくれた宿だったので疲れたこともあって同じ宿にすることにした。
(・ω・) おら、インド大使館にいかねばいかんお
こちらに来るときにトランジットビザを取っていなかったが、トランジットにもビザがいるようだったのでインド大使館に確認しにいくことにした。あと、帰りの飛行機のリコンファームをしないといけなかったので、それも含めて確認をする事にした。
(゜Д゜;) 飛行機のオフィスが閉まってしまったお…
カトマンズについたのは3時過ぎ。だいたい4時で飛行機のオフィスは閉まる。ネパールでは土曜が休日なため、明日の金曜日がラストチャンスだ。大使館はビザの受け取りで17:30まであいているとガイドブックに書いてあったので行ってみることにした。
(・∀・) アロハ
トランジットビザについて聞きたいですお
(・∀・;) え、荷物?ビザがいる?
聞いたところでは、預けた荷物をインド空港で取り出すときはトランジットビザが必要になる。取り出さずにそのまま行き先まで直行させる場合はいらない。ちなみにチケットによっては乗り継ぎ地で荷物の積み替えをしなくてはいけないこともあるのでそこは要確認。
(・∀・)b ちなみに。
トランジットビザは大使館なら1日で取れる。午前中二申請して午後に受け取り。噂によると空港でも取れるらしいが、ためしてないので空港で取る場合は確認しよう。
(´Д`) ナガルコットに行きたいお
でも明日はビザを取って、航空会社のオフィスに行ってリコンファームの手続きをせねば。
(・∀・) おりょ?また会いましたお?
バスであった人にばったり首都カトマンドゥで再会した。