(;ω;) グス… 山よサヨウナラ
ネパールを発った。
山岳国ネパールを過ぎると、途端に平地に変わり、インドに入ったと分かる。一気に景色も地表に浮かぶガスの色も形も一変する。インドは平地が多い。
インドの市街が見えた。もうすぐデリーだ。
デリーに近づくにつれ、ますますどうしようか迷っていた。インドに入国するか、否か。
ネパール出発、3日前。
ネパールを経つ3日前の金曜日、インド大使館の向かいにあるインドビザ発行センターに向かった。トランジットでインドを通過するときには本当はビザが必要なのか?実はネパールに来るとき、香港空港で飛行機のチェックインをする時に「ビザないの?!」とカウンターでいわれてしまったのだ。そのときのスタッフさんは何とかしてくれたようだったが、帰りもうまくいくとは限らないので気になっていたのだった。その時は無事に通れたのだけど、帰りはまた事情が違うわけで、最後の平日である今日やっておかなければいけないことだった。
インドビザ発行センターは首都カトマンズタメル地区の北のほうにあるLasimpat(ラジンパット)という地区にあり、インド大使館の向かいにあった。宿はタメル地区の北にあったので、そこから徒歩10分といったところだ。昨日の夕方、インド大使館の向かいにあるインドビザ発行センターまで行ってトランジットにビザが必要かどうかを聞いたところ、手荷物があるなら必要だといわれた。荷物はあるのでトランジットビザが必要じゃないか、ということになったのだった。
トランジットビザは本当に1日で取れるのか?
これは確認しておかなければいけない。ビザを取得するときパスポートを大使館に預けなければいけないからだ。以前はインド大使館でビザ申請を行っており、閉館時間までに申請が終わらずビザが取れないということが多発していたらしいが、最近は民間に委託されインドビザ発行センターができたらしい。スタッフは若干無愛想だったが、聞いたら1日で取れるとの回答だったので翌日ビザを取得をすることを決めたのだった。
一日でビザを取得する場合、午前中に申請し、午後に受け取りとなる。
インドビザ発行センターの開館は9:30だったので9時過ぎに行ったら、窓口は開いていなかったが開門していたので、書類を書いて待つことにした。