▲旧(左)と新(右)、両方10年パスポート。
昨日は更新したパスポートを取りに行きました。
パスポート申請やビザ、航空券に関してはちゃんとしたサイトの方が詳しいのですが、今回の手配方法などメモがてら簡単にまとめておきます。
以下長文。
【渡航ビザ】
ビザのいるいらないは国によって違うので確認が必要です。
観光ビザは短い日数なら要らないところもありますが、1日から必要なとこもありますので渡航日程から逆算してビザ取得の手続きができるかを考えなくてはいけません。東京近辺に住んでいれば大使館も近いので個人手配は楽かもしれませんが、平日の限られた時間に大使館に行かなきゃいけなかったりするので、地域によっては時間や手間がかかります。ロシアの場合は現地の宿泊ホテルのバウチャもビザ取得に必要で、ホテルを取ってからビザを申請しなくてはいけないので個人手配は難しいようです(このときホテル予約は代理店に依頼しました)。直接大使館に行けない場合は、旅行代理店にビザを取得してもらうこともできます。また、ビザ取得にパスポートの有効期限が一定期間以上ないとビザをもらえない場合もあるので注意。
今回の渡航は急だったのでビザの取得もネックでした。ネパールは1日から観光ビザが必要ですが、空港で現地ビザでを取れるので、札幌にいる身としては渡航しやすいです。もちろん日本でも取得できますが、空港で現地ビザを取得するほうが楽らしい。
・ネパールのビザ取得に必要なもの
→ビザ申請用紙(機内で配布)、顔写真(スナップ可?)、
パスポート(有効期限6か月以上のもの)、申請費用
ちなみに、インドは同じく1日から観光ビザが必要ですが、現地入りする前にビザを取らなきゃいけないので、手間と渡航までの日数から渡航先としては却下。今回乗り継ぎの間に7時間くらいありますが、着くのは夜なので治安を考えると空港待機が無難。加えて狂犬病による死亡者がかなり多い(1位?)らしいので、準備をしっかりしていない私はあの世に逝こうよ、になりかねないので大人しく空港待機で。ちなみにネパールも発生国ですが、割合はインドやミャンマーなんかよりも低いようでした。
【パスポートの更新】
ネパールのビザは6カ月以上の有効期限が必要ですが、私のパスポートでは10日ほど有効期限が足りてなかったので、今回更新しました。前回の取得は親に手伝ってもらったので今回が自分で手続きする初めての申請。
基本的なパスポートの情報を簡単にまとめます。
・有効期限
→5年パスポート(青)と10年パスポート(赤)があります。
申請費用は5年が11000円、10年が16000円。
パスポート更新では、更新を申請した時点で残りの期間は消滅する。
・パスポート申請
→戸籍抄本(謄本)、パスポート用の顔写真(顔の大きさなどの指定があり、
普通の照明写真とは異なるので注意)、申請費用、印鑑。
更新は有効パスポートを持っていれば戸籍抄本は不要。
旧パスポートと引き換えに申請する。
期限が切れた場合は、再び戸籍抄本が必要になるので、有効期間中に更新する方が楽。
※注)戸籍抄本は本籍地に行かないと取得できない。本籍地は住民票を移しても動かないので、いままでパスポートを取ったことのない人は自分の本籍地がどこか調べておこう。戸籍抄本(謄本)は家族など、代理人でも取得できる。
・パスポート 番号
→パスポートにはそれぞれパスポート番号というのがある。
運転免許証の番号のようなもので、ビザ取得時にはパスポート番号が必要となる(控えられる)。
航空券の取得にはパスポート番号は不要だが、名前がパスポートのスペルと異なると乗れなくなるので、いくつか表記のある仮名が含まれる人はパスポート表記に合わせること。
【航空券の取得】
航空券の取得は航空会社から直接購入することもできますが、今回は代理店経由(ネット)で航空券を手配しました。ツアーでは、航空券にホテルが付き、宿泊以外はフリープランとなっているものもたくさんありますので自分に合ったものを購入すると良いと思います。
今回使った航空券手配のサイト。
・トラベルコちゃん
いろんな代理店をまとめた、価格.comのようなサイト。最安値が一目でわかりますが、既に売り切れていたり、燃油サーチャージ、空港使用料が含まれていない価格だったりするので、実際の支払額、燃油や航空使用料の支払いについて確認しましょう。自分で格安航空券を取る場合、評判の良くない航空会社では破壊的な低価格だったりします。それに乗るかどうか、どのような内容で評判が落ちているのかを各自確認し、自己責任で手配しましょう。
例をあげれば。
ロシアのアエロフロート航空を使うとロシア経由でヨーロッパに格安で行くことが出来ます。かつてのアエロフロートは悪評がひどかったのですが、私が乗った時にはサービスもかなり改善され、快適な旅でした。中国ではいくつか評判の良くない航空会社があり、手荷物がどっかに行ったとか、遅延欠航が多発するとか、いろいろあるみたい(詳しくは調べてません)なので、ご利用になる場合は計画的にw
・eチケット
最近は航空券をeチケットとして配布してくれます。 それを電子端末やプリントアウトして持っていきましょう。
私自身はトラブルにあったことはありませんが、ある友人は航空券の手配を依頼した旅行代理店が航空券代振り込み後に倒産し、てんやわんやでした…そういうこともあるみたいです。あと、オーバーブッキングと言って、航空券を取っていたのに席以上に乗客がいる場合に乗れなくなることがあります。航空会社によってはキャンセルを「見込んだ」人数で航空券を発券するようで、予想以上にキャンセルが出なかった場合に起こるようです。すると乗れなくなるので…そういうこともあるようです。このオーバーブッキングは個人手配した国内線の場合でした。国際線もあるのかは不明ですが、 ないことを願います。ちなみに両方ともある友人が1回の旅行で見舞われたものです。非常についてなかったんですね…(´・ω・;`)
・リコンファーム
リコンファームとは、チケットを取った後、乗りますという再確認を登場する72時間前までにしなくてはいけないことです。リコンファームをしていないとキャンセル扱いになり、乗れないこともあるので要注意です。 リコンファームのやり方は航空会社によって様々で、不要のものもあれば、一定時間内に次のフライトに乗るなら要らない、毎回必要などいろいろです。
今回の航空会社は一部リコンファームが必要だったのでその件について代理店に問い合わせたところ、行きのリコンファームは
代理店がやってくれることになり、お任せしました。帰りの分は、現地に到着した後、自分で空港のカウンターで手続きすれば良いと言われました。 こういうときには代理店経由だと安心できますね。
(´ω`)余談
航空券を手配するとき、特にツアーではパスポートのコピーが要求されます。(ビザ取得の関係?)しかし、航空券のみの手配では代理店側はスペルを確認し、それで手配する様です。パスポートの提示はあくまでスペルミスを防ぐという意味でコピーを要求することもあるようです。
今回はビザの有効期限を確認するより前に航空券を手配したのですが、パスポート期限が10日足りておらず、パスポートの更新をしたらパスポート番号が変わってしまい、航空券が使い物にならなくなったかと思ってかなり冷や汗を書きました。航空券のみの手配ではパスポート番号はいらないので、一応頭の片隅に置いておくと役立つかも?ただし、スペルの間違い、結婚による姓の変更、性別の間違いがあった場合は乗れませんのでご注意を。