ロードバイクはどこを整備するか、どの目的で整備するかによって方法が違います。
日常ライドのメンテナンスから1年の終わりにオーバーホール(分解整備)するレベルまでありますので、目的に合わせてチェックしてみてください。
日常的な自転車メンテナンス
日常のメンテナンスでは、最もよく使う「チェーン周り」の掃除・注油をメインにし、駆動部の注油をメインに行います。
そして、1年に1回は分解整備、いわゆる「オーバーホール」をいきつけの自転車屋さんにお願いするといいでしょう。
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チェーン周りの清掃・注油は日常的なメンテナンスになるので自分でできるようになるほうがコスパ的にも自転車の安全性を維持する意味でも大切です。
自転車のチェーン周りの清掃・注油については以下の記事に一通りまとめてあるので読んでみてください。
チェーンの洗浄方法
チェーンの洗浄方法は3パターンあります。
- 頑固な汚れ油性洗浄液(有機溶媒)で洗浄
- コスパ良し水性洗剤を使ってチェーン汚れを落とす
- 簡単・時短クリーナーを使って汚れを落とす
詳細は各記事をチェックしてみてくださいね。
チェーンオイルの種類と注油の方法
次にチェーンへの注油ですが、使うオイルは目的別に3タイプあります。
- 揮発性高い扱いやすいスプレータイプ
- 落ちにくいグリスタイプ
- 液体タイプワックスとスプレーの中間
ココがポイント
1.揮発性の高いスプレータイプ
これは「とりあえず注油したい」「フレームを汚したくない」という場合におすすめのオイルです。スプレータイプが主で、自転車初心者でもペーパーとオイルスプレーがあれば簡単に注油ができます。あまりに揮発性が高いと注油の意味がありません。
個人的には、Wako’sのチェーンルブ(水置換性オイル)がおすすめです。
ココがポイント
2.長持ちするグリスタイプ
グリスタイプは長持ちするので、自転車の奥のほう、例えばBB周りとかハンドルの関節の中とかそういう部分に使うことが多いオイルです。グリスタイプはねばねばしているので揮発しにくく、滑りの良い状態を数か月単位で長時間キープすることができます。
ねじ部分とか埋め込む部分にもこのタイプが使われます。
あと、このグリスタイプのオイルの利点として「水に落ちにくい」というのがあります。なので、ブルべとか長時間は知る人はグリスタイプのような落ちにくいオイルをチェーンに使用したりします。(その代わりフレームに油汚れがつきやすくなりますが)
ココがおすすめ
3.中間タイプのオイル
私が使っているのが中間タイプのオイルです。グリス(というかワックス)の成分とさらっとしたオイルがダブル配合されているチェーンオイルを使っています。伸びがよいので、きれいに塗れば2週間くらいは持ってくれます。また数滴でもよく伸びてくれるので、小さいチューブのわりに持ちがよいです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
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工事中
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ブレーキシューの交換方法です。
チューブ交換後、タイヤをはめる様子です。
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