ロードバイクのブレーキシュー交換手順【自転車メンテ】写真で解説!


自転車乗り始めたばっかりで、どうやって交換すればいいのかわからない、どれくらいで交換したらいいの?という方向けのブレーキシューの交換手順です。なるべく写真を使ってわかりやすくしました。

どうやれば良いのかわかんなくて交換しないままでいるとブレーキが効きにくくなって危なかったり、ホイールを痛めたりするのでよくないです。難しくないので自分でできるようになってマメに交換するといいですよ。

ポイント早わかりまとめ

 

  • ポイントがわかればブレーキシュー交換は簡単!
  • アルミホイールとカーボンホイールでシューが違うので買い間違えにご注意!

 

目次

【写真で解説】ロードバイクのブレーキシュー交換の手順

ブレーキシューの外し方


ブレーキシューはゴムでできていて、ブレーキに差し込むような形で付けられています。差し込んだブレーキシューはネジで横から抑えられて動かないようになっています。(写真は自転車のホイールを上に向けた状態)

ちなみに外し方と付け方は手順を逆向きに下だけなので、下記の写真手順を逆向きにやればいまついているブレーキシューがとれますので参考にしてください。

1.右下のネジを取ります。ちなみにこれは取りきらなくても緩めるだけで大丈夫です。
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2.パッドはスライドしてとれる。パットはさっきのネジで押されて固定されてました。

3.新しいのをさしこむ。右のへこみのところをネジで押して固定していた。
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4.ネジをしめて交換完了。
R0013445

固定ネジのところはグリスを塗っても大丈夫です。このネジがカタイと外せなくなるので(笑)
グリスは自転車の他のパーツにも使えるshimanoの粘度のあるグリスを使っています。

どういうときにブレーキシューがすり減りやすいか?

ブレーキシューは雨の日や雨上がりに走る事が多いとすり減りやすいです。
ホイールのリムに飛んできた泥や、ホイールからはねた泥がブレーキシューについて、そのままジャリジャリと抑えられるので研磨されているようなものですね。
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コレがさっき変えたブレーキシューの写真。最近雨の日も含めて毎日のってたので消耗しまくりです。(写真左:使用済み、右:新品)

R0013438

砂利でガリガリと磨かれて、ホイールの形に筋がついていますね。ゴムが削れてる。

ブレーキシューを交換しないと起きるデメリット2つ

ブレーキシューって乗り慣れてくるとちょっと面倒に感じることがあります。が、安全面や機材への痛みを減らす意味で重要です。ブレーキシューを交換しないことで起きるデメリット2つをまとめます。

ブレーキの制動力が落ちて止まりたい時に止まれない(重要)

ブレーキが削れすぎてブレーキが効かなくなります。
ブレーキシューが削れすぎると、いつも以上にブレーキレバーを握らないとブレーキが効かなくなってきますので、止まりたい時に止まりたい強さで停止できません(めちゃめちゃ危険)。

短くなりすぎる前にちゃんと変えろよ!という総ツッコミしたくなる感じですが、安ホイールだしいいやと思ってたり乗り慣れてきた頃にやっちゃいがちです。

またブレーキシューにガラスの破片や小石が引っかかるとブレーキ性能が落ちて止まりたい時に止まれなかったりします。ジャリジャリシュリシュリする音が大きくなってきているときは一度チェックしてみてください。

ブレーキについた砂利で機材を痛めてしまう

ブレーキをケチると機材(ホイール)を痛めます。

ホイールはスチール、アルミ、カーボンなど様々な素材でできていますが、ブレーキシューはホイールのリムにダイレクトに接しますので、砂利やガラス片、小石などが埋まったままのブレーキシューで触れる(というか押さえつける)とホイールのリムを直接小石などで削る形になります。

アルミやカーボンなど素材が傷つきやすいもの(アルミ、カーボンなど)の場合は、ブレーキシューのすり減りだけでなく大きなゴミがついてないかも定期的に点検するのがおすすめです。いいホイールは5万以上しますからね。アルミホイールの最高峰シャマルだって10万以上だし、大事にしたい。

ブレーキシューを買うときの注意点

アルミホイール用、カーボン用の買い間違いに注意

ブレーキシューにはアルミホイール用とカーボンホイール用の2種類があります。

シマノ ブレーキシューブロックBR-7900他適応R55C3カートリッジタイプ
こちらは普通のブレーキシューです。アルミホイール用は一般的なリムが金属で出来ているホイールに使います。

シマノ R55C4 カートリッジタイプブレーキシュー BR-9000 カーボンリム用 リム幅21mm-24mm用
カーボンホイール用はカーボン(強化プラスチックみたいな素材、軽い)でできているホイール用です。カーボンには「for Carbon Rim」って書いてあるので買う前にパッケージをよく読んで下さい。

素材ごとに止まりやすいブレーキシューの素材が違うので、アルミホイールに間違えてカーボンホイール用を買わないようにしましょう。またカーボンホイールなのにアルミホイール用を使わないようにしましょう。

ホイール交換時のブレーキシュー変え忘れに注意!

特にやりがちなのが、アルミホイールで使ってたブレーキシューを変えるのを忘れてそのままカーボンホイールに使っちゃうことです。

新品ならいざしらず、砂利などのゴミが既に埋まったブレーキシュー(しかもカタイ)を超高価なカーボンホイールのリムに擦り付けるなんて想像しただけで恐ろしいです。ウン十万のホイールが削れますので、ご注意ください。

ブレーキシューの安物は削れやすい&制動力が弱いかもしれないので注意

よくツーリングをするようになるとどうしてもブレーキシューの消耗が激しくなります。
shimanoが大手メーカーですが、BBBなど他メーカーからも出ています。安いですが、削れやすくてすぐなくなったりしますのでなんだかんだ信頼のsimano製が一番いいような気がしています。安いほうがちょっとブレーキが滑りやすい気もしますし。

【まとめ】ブレーキシュー交換に必要なアイテム一覧

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この記事を書いた人

千葉・南房総在住/2児のカーチャンやってます。Web関係・カメラ関係のお仕事している在宅ワーカー。ブログは趣味の延長ですが、仕事の備忘録にも使っています)。元ロードバイク乗り(愛車:MBK750RD)

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