TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ニコン用 フルサイズ対応 A17NII ってスペックの割にめちゃめちゃ安いです。定価は5万ちょっとなんですが、Amazonだとこの価格。
背景ボケの写真を撮るには望遠がほしいところですが、望遠レンズって結構高いんですよね。3万とか5万とか。
ところがコレは1万ちょっとという破格で売られているので、コスパがよい望遠レンズを探している人にはめっちゃ気になるレンズです。
うち、実は7万ぐらいするTAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACROを持ってたりするんですよね。Tamronの16-300mmレンズはDXフォーマット用レンズですが、私の愛用機もAPS-C機(DXフォーマット)のNikonのD5300がメイン機なのでOKです。
それでちょっと機会があって話題のTAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ニコン用 フルサイズ対応 A17NIIを買ったので、レンズの使用感の違いを比較してみようと思います。
2017/9/25修正 焦点距離(16-300mm)とAPS-C機による実撮影画角に誤りがあったので修正しました
初心者でもわかる!Tamronの16-300mmと70-300mmの違いを写真比較
今回は一眼買ったばっかだよ、よくわからないけどとりあえず背景ボケしたかっこいい写真撮りたい!ハンドメイドの作品撮りたい!みたいな人でも一発でわかるような比較をしていこうと思います。
撮影基材について
今回比較に使ったカメラ本体とレンズはこちら。
- レンズ①:TAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO
- レンズ②:TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ニコン用 フルサイズ対応 A17NII
- カメラ本体:Nikon D5300(APS-C機)
レンズ①はDXフォーマット用レンズ、つまりAPS-C機でしか使えないレンズです。
逆にレンズ②はFXフォーマット用レンズなので、APS-C機でもフルサイズ機でも使用できるレンズです。
使用するレンズの16-300mmや70-300mmですが、こちらの焦点距離はフルサイズ機での画角の目安になる数字なので、今回の撮影に使用するAPS-C機で撮影すると実撮影画角は1.5倍、つまり16-300mmレンズ→24-450mmレンズで写したようなズーム感の写真が取れる。70-300mm→105-450mmのレンズで撮ったときとのズーム具合の写真ができあがります。
DXフォーマット、FXフォーマットについてはニコンのページをごらんください。
参考 ニコンイメージング|FXフォーマットとDXフォーマットの違い
レンズの外観・重量などスペック比較
【レンズ本体の大きさ】Tamron70-300mmの方がでかい!
まず、大きさです。左が激安Tamron70-300mmレンズ、右がTamron16-300mmレンズ。
写真だと激安Tamron70-300mmレンズの方がちょっと大きいね、ってくらいに見えますが、実際はTamron70-300mmが14.5cm、Tamron16-300mmが11.5cmなので3cm違います。
3cmって結構持ったときの違いが大きいです。
デカって感じ(笑)
【レンズの重量】Tamron70-300mmの方が軽い!
さて、では重さはどうでしょうか。
まずTamron16-300mm。5~6万するズームレンズですがその割にコンパクトなのがウリですが、その分重いですね。Tamron16-300mmの重さは585gでした。
さて次は激安Tamron70-300mm。
大きさはTamron16-300mmよりも大きかったんですが、重さは逆に軽いです。
Tamron16-300mmより80gも軽い!!
80gの違いは体感でもかなり違います。
レンズってカメラの前に出てるので、重心の関係で少しの違いでも重いなあって感じやすいです。イメージとしては一般的な缶コーヒーを半分のんだ状態くらいの重さの差があります。
レンズフードの違い
その他の違いですが、まずフードが違います。
これはTamron16-300mmは、広角域(どれくらい広い風景を撮れるか)が16mmとめちゃめちゃ広いので、レンズ周りの影が入らないように特殊なフードになってます。
Tamron70-300mmは70mmの中距離~300mmの望遠(ズーム)のレンズなので普通の山のないフードになっています。
フードを外すとこんなかんじですね。
Tamron70-300mmは手ブレ補正と誤動作防止のズームロックがない
あとで詳しく書くんですが、1万ちょっとで買えるこのTamron70-300mmには手ブレ補正機能(VC機能)がついていません。コレがデカイ。
あとは重力で勝手にズームが伸びないようにするロックボタンが付いてません。
6万のTamronの16-300mmと激安70-300mmの撮り味を写真で比較
今回は4つの違う条件で2つのレンズ(時々3つ)で撮った写真の違いを比べてみましたので感覚的に違いが伝わればいいなと思います。
検証1:室内で同条件で撮影してみる
さて一番気になる撮り味の違いです。
まずは一番手軽にできる室内撮影をしてみました。机の上においた被写体(ラベンダー)から約3m離れた位置からカメラ本体の設定は変えずにレンズだけ変えて撮ってみます。
6万のTamron 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO
まずは6万円で買ったTamron16-300mmです。
レンズを伸ばして望遠めいっぱい(=300mm)の設定で撮るとこんなかんじ。
ちょっと専門的なことを言うと、レンズにはF値というレンズの明るさを示す指標が必ず書いてあります。あえて写真の上のタイトルに書いたF3.5-6.4って部分のことです。数値が小さいと写真が明るくなり、数値が大きいと暗くなります。
望遠にすると広角(広い視野が撮れる)より必ず暗くなるので、目一杯望遠にした場合はF値はF6.4です。(目一杯広角にするとF3.5ってことです)
F6くらいっていうと、画像補正前のデジカメくらいかな。
激安Tamron AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO
次は1万円ちょっとで買った激安Tamron 70-300mmのレンズです。
コレもTamron16-300mmと同じ位置から目一杯望遠にして撮っています。あれ?同じ望遠300mmなのに構図が違う?と思った方。これはレンズ方式の違いによるものみたいです。
本来は16-300mmレンズも70-300mmレンズも同じ画角(構図やズーム感)で撮影できるはずですが、それは風景とか遠くのものを撮る時の話。近くのものを撮影するときにはそれぞれのレンズの焦点距離の違いが写す画像の大きさに影響してきます。
焦点距離とレンズの関係についてはNikonの解説ページ(デジタル一眼レフの基礎知識 レンズ)を参考にしていただきたいですが、簡単に言うと、
- 手前のものにピントが合うレンズほど室内撮影では周りが映り込む広角めの写真がとれる
- 手前にピントが合わないレンズほど室内撮影ではすごく引き寄せたような写真がとれる
という解釈になります。室内撮影=被写体まで1~3mというイメージですので、屋外で1~3m先くらいの被写体を撮りたい場合は同じ感じになります。
今回使用したレンズの場合16-300mmのほうが手前に焦点が合うレンズなので、焦点距離が短いレンズに当たります。70-300mmのほうが焦点距離が長いレンズに当たりますので引き寄せた感じの写真が撮影できます。
70-300mmのレンズで16-300mmの最大望遠(300mm設定)で撮影した場合、少しズームを引き戻して撮影(広角にして撮影)しないと同じような構図にならないんですね。
試しに同じ構図になるようにズームを調節してみます。
▲激安Tamron 70-300mm(約200mmのところで撮影)。明るさ指標のF値はF5.0~5.5
▲6万のTamron 16-300mm(300mm)のところで撮影。明るさ指標のF値はF6.4。
屋内だと分かりにくいですが、激安Tamron70-300は同じ構図にするためにズームを緩めて広角に近づいたので背景のボケ感が減り後ろのアイテムがくっきりしました。その代わり、広角に近づいて光を取り入れる量が増えたのでF値が小さくなり、Tamron16-300 mmよりも明るい写真になりました。
検証2:屋外で同条件で撮影してみる
今度は屋外で撮影比較してみます。屋外のほうが光の量が多いので、たとえばF6.4などの暗いレンズでも明るい写真が撮れたりします。
公園で撮りました。
スマホで撮ったので見づらくですみませんが、左のピンクの台から撮影し、右の砂場のピンク色の縁に被写体を置いて撮りました。
被写体までの距離はおよそ5mです。
6万のTamron 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO
6万のズームレンズTamron16-300mmで最大限広角(16mm)で撮影しました。
広いっすね!広すぎて被写体がどこかわかりませんね(笑)
これを望遠ズーム最大(300mm)で撮影するとこんなかんじ。
背景がボケてますね!
激安Tamron AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO
次に激安Tamron70-300mmで撮影してみます。
フルサイズ対応のレンズで70mm撮影すると、ASP-C専用レンズ換算で105mmになるので切り取れる景色が少なくなります。中距離レンズって感じですね。
これを望遠ズーム最大(300mm)にしてみるとこんな感じです。6万のレンズよりボケてるように見えますね。
これもさっき説明したレンズの焦点距離の関係です。5m先くらいでもコレくらいの差がでるんですね。
またあえて同じ構図にしてみる実験をしてみました。
まず6万のレンズTamron16-300mmの最大の望遠ズーム(300mm)と同じ構図になるように激安レンズTamron70-300mmの望遠を調節してみます。
▲こちらが6万円のTamron16-300mmの望遠300mm撮影。
▲こちらが激安のTamron70-300mmで同じ構図にしたもの。焦点距離は200mmでした。
室内での実験だと70-300mmでの背景のボケ感が落ちたのがはっきり分かりましたが、被写体まで5mの今回はそこまでボケ感に大きな違いは感じないなあと思います。どうですか?
次に、激安Tamron70-300mmの最大ズームで撮影したものの構図を、Tamron16-300mmで擬似再現してみました。もちろんそもそも焦点距離の関係で同しようもないので、撮影者の私が前に移動して撮ります(笑)
▲激安Tamron70-300mmの300mmで撮った写真はこちら。
▲こちらが6万のTamron16-300mmで撮った写真。
16-300mmの背景のものの見え方がちょっと違うのは私の写し方の違いもあるかも?(すみません)
こちらはちょっとボケ感が少なくなってくっきり見えます。そりゃ歩いて被写体に接近してるので背景の距離が近くなってボケが減るのは当然ですよね(笑)まあ同じ構図になったらどれくらい印象が違うの?っていう参考になればいいなと思います。
ここまででわかるのは、広角て風景を広く切り取りたいとき(つまり16-300mmの16mm、70-300mmの70mmでの撮影)にはこれくらい撮影できる範囲に差が出ます。ズームに関しても焦点距離の違いで最大望遠ズームで撮影した時(つまりどちらも300mmでで撮影)、切り取れる画面の大きさにこれくらい影響しました。
撮影のしづらさ・細かい背景のボケの差はありますが、自分が近づいたり遠くに移動できるなら撮影の仕方次第でどちらでもなんとか似たような写真ができるのかなと思います。
近くが撮影しづらい欠点はありますが、ボケ味を強く出したいなら焦点距離が遠い70-300mmのほうがいいかも。
Tamron70-300のほうが焦点距離が長く、手前が取れないのがネックなので狭い場所で撮影したい場合は不向きかなと思います。
検証3:同じ構図を取ったときの違いを比較してみる
最後に同じ構図で小さいものを撮ったときの比較をしてみました。
このネックレスの水色の宝石部分に焦点を当てて撮影してみます。
ブログの都合上、モヤッとした写真になっていますが、実際はバッチリが合ってます。
(コレを撮影したのはNikonの単焦点レンズNikkor 50mm)
6万のTamron16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO
宝石から1.5m離れた位置から望遠(およそ250~300mm)で撮影。ちょっとボケてるように見えますが、ほぼくっきり撮影できました。(室内光で少し暗めだったのとズームで暗くなっているので、露光+1.7で撮影しています。)
TamronAF70-300mm F4-5.6 Di MACRO
ここに1万ちょいと6万円の差があったか!!!と思ったのが手ぶれ補正。Tamron70-300mmは手ぶれ補正ついてないんですよね。だから近くのもの+ちいさいものにピントを合わせたい場合はかなり不向きじゃないかという結論に。この写真撮るまでにシャッター15回くらい押したかも?両脇締めて一生懸命撮ったんですが、なかなか決まらず腕が痛くなりました(笑)コレで勘弁してwww
というわけで、Tamron70-300mmでは被写体から3mくらい離れたとこから望遠で撮りましたが、手ぶれ補正(VC)がついてないレンズでド素人が遠くから撮影するので、レンズがプルプルしてしまい写真がブレまくり。ぶれないように両脇締めて頑張るんですが、被写体が小さくてピント合いにくいしブレるしでものすごく大変でした。
せっかくなので3つのレンズで撮影した宝石を比較してみます。
▲まずNikont 単焦点レンズNikkor50mm、F1.8(ISO640、絞りF4.5)
▲Tamron高倍率ズーム16-300mm(ISO1600、絞り値F5程度)
▲Tamron 望遠ズーム70-300mm(ISO1600、絞り値F5程度)※16-300mmと同条件
70-300mmは16-300mmレンズの5倍くらい頑張ってやっとこの出来。写真には写ってませんが撮影者の負担は全然違います(笑)手ぶれ補正がついてるのはいいですよ!
検証4:短距離(1m)から撮影した場合の違いを比較してみる
最後の検証です。
ハンドメイド作品を撮影したい方などは、近い距離から撮影するとどうなるのかな?というところが気になると思いますのでこの検証をしてみました。
▲撮影セットはこんなかんじ。ぶら下がるチョウチョ人形を1mの距離から撮影してみます。
▲まず参考としてNikonの単焦点レンズNikkor 50mmで撮影したものがこちら。
問題なく焦点は合いました。
フルサイズ対応のレンズで、単焦点レンズはズームができないのでこの構図しか撮れません(笑)参考までにNikon単焦点50mmのズームレベルはフルサイズ機で75mm換算になります。
▲まずこちらが6万円のTamron16-300mm。
18mm広角で撮影。16mmだと部屋の汚さがめっちゃ見えちゃうので、ちょこっとだけズームさせてもらいました(すみません)。この視野はiPhone6Sで撮影したときと同じくらいの視野でした。
余談ですが、1m手前から撮ってコレだけ広く撮れると、狭い場所でも広く撮れるので案外便利なんですよね。(一般的なデフォルトの広角レンズは18mm~なんですが、これは16mm。この2mmが結構デカイ)
さて問題の激安Tamron70-300mmですが、
いやーん!!!チョウチョ近すぎてピント合いもしない(笑)
裏のソファーなら焦点合いましたが、チョウチョは全然合いませんでした。レンズの焦点距離が違うねええ~。
やっぱり激安Tamronは距離が必要なんだな・・・・。
16-300mmレンズと70-300mmレンズの焦点距離の違いと画角まとめ
Tamron70-300mmがコスパ良いのかな?という検証でしたが、同じ望遠300mmがとれるレンズでも焦点距離が違うと望遠ズームで撮るときに写真が変わることがわかりました。ハンドメイドなどでアイテムを引き寄せて撮影したいときには撮り味と撮影に必要なスペースが変わります。
カメラ初心者は300mmが同じものと思ってしまいがちなので、購入の際は注意だなと思いました。
ちなみに今回比較した2つのレンズがどれくらい焦点距離が違うのかを調べてみました。Tamronのカタログによると2つのレンズには1m以上の差がありました。
- レンズ①16-300mm(型番B016)→焦点距離0.35m
- レンズ②70-300mm(型番A17) →焦点距離1.5m
このこの焦点距離1mの違いが、望遠ズームで近くを写したときに下の図みたいな画角の差を作っているんですね。
私が薦めるTamron AF70-300mmに向いている人、目的
長々と読んでいただいてありがとうございました。
4つの検証でわかったTAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ニコン用 フルサイズ対応 A17NIIのメリット・デメリットいかがでしたか?
最後に簡単にまとめておくのと、コレを使うならこういう人・目的がいいかなというのを私なりに紹介しておきます。
Tamron AF70-300mmのメリット・デメリット
【メリット】
- とにかく安い!
- 望遠の割に軽くて持ちやすい
- 価格の割にレンズが明るい(望遠ズーム300mmでもF5.6)
- ボケ感もきれい
- フルサイズ対応レンズなのでFX機でも使える
【デメリット】
- 手ぶれ補正がないので被写体が小さいとめちゃブレる
- デカイ
- 1mなどの接近撮影は焦点が合わない
以上を考えると、コスパはかなりいいと思います。
近くで撮影できないなどのデメリットはありますが、使い方を工夫すればかなりお買い得だと思います。
私がこのレンズをオススメしたい方、被写体、目的
実際に使ってみて、このレンズをオススメしたいのはこんな方にはぜひ使っていただきたいと思います。
- お金がかけられないがボケ感のある写真が撮りたい
- 屋外撮影でズームを使ったボケ感のある写真が撮りたい
- 大きな被写体(人、服、コップくらいの大きさのもの)を撮りたい人
- 被写体との撮影距離を3mほど確保できる人
【補足】レンズを購入したら絶対プロテクター(別売り)を付けて下さい。
プロテクターを付けない状態だとレンズがむき出しになっており、そこにホコリや傷がついたら致命傷です。プロテクターはレンズを保護するために必要な備品です。
プロテクターはフィルターの一種で、レンズごとに直径が違うので、それぞれのレンズにあった直径のものを選びましょう。(このページのリンクは各レンズにあった径のプロテクターをリンクしてあります)
ちなみに、手ブレ補正だけ欲しい!って人はこんなのも売ってました。
逆にこういう人にはオススメではありません(別のレンズの方がいい)というのも書いておきますね。
広域をカバーしたズームレンズがおすすめな方
- 1本で広い景色から望遠ズームまでカバーしたい
- ズームしたいけど3mの距離は厳しい
- 6万円くらいのレンズもあり
- フルサイズ対応レンズじゃなくてもOK
>>広域をカバーしたズームレンズがおすすめです。
ちょっと高いですが、本記事でもたびたび登場するTamronの16-300mmがおすすめです。6万円でASP-C専用レンズですが、超広角(16mm)からボケ感が楽しい300mm望遠ズームまで楽しめるのはコレしかありません。
1本にギュッと詰まっているので、望遠域でF6.4とやや暗めですが、広角レンズと望遠レンズ2本持ち歩くくらいならコレ一本のほうが身軽でいいので、私のお気に入りレンズです。
Tamron 16-300mmについてはこちらの記事でも書いているのでよければご覧ください。
>>Tamron 16-300mmの使用感についての記事一覧
【補足】明るい望遠レンズってないの?
山の壮大な写真や、遠くにいるスポーツ選手をきれいに撮りたいなど、望遠で明るいものが欲しい方は望遠に特化したレンズを購入するしかありません。コレがまた高くて、10万20万のセカイです。テレビでよくいるバズーカみたいなレンズつけた方々が持っているのが明るい望遠レンズです。
明るい単焦点レンズがおすすめな方
- ピアス、ネックレスなど小さい被写体をきれいに撮りたい
- 室内でも明るく撮りたい
- ズームできなくてもがんばる
- 近距離の撮影でかつ背景ボケをしたい
>>単焦点レンズの明るいものがおすすめです。
Canon機は使えませんが、NikonのNikkor(ニッコール)シリーズは安価で明るいレンズが購入できるのでおすすめです。本記事でも登場するNikkor 50mmレンズはF1.8で2万円前後と明るさの割に手に入れやすいです。
ズームができませんが、ピントもバシッときまりますし、写真がそもそも明るので色もきれいに出てアクセサリーなどのハンドメイド作品を撮影したい方にはぴったりです。
Nikkor 50mmについてはこちらの記事でも書いているのでよければご覧ください。
>>Nikkor 50mmの使用感についての記事一覧