ハンドメイドは写真が命!単焦点レンズNikkor 50mm F/1.8で明るく売上UP

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ハンドメイドminneでロゴデザイン、ブランディング、作品販売をしています。
てづくりデザイン https://minne.com/makiisakura

最近はハンドメイドをされる方が多くなっていますが、作品が良ければ売れると思っていませんか?

答えはNOです。

ロゴデザインとブランディングをやる中でわかってきたことは
ハンドメイド作品は下記の割合で力を入れないと売れないということです。

・作品の写真・・・6割
・届いた時の梱包への印象・・・2割
・対応のよさ・・・1割
・作品のよさ・・・1割

まず手にとってもらうことと、世界観を共有すること

ハンドメイドは物を売ると思いがちですが、
実は世界観を売っていると思ったほうが良いです。

安くて似たようなものがたくさんある中でどうしてハンドメイド作品を買うのかというと、
やっぱり既成品にはない素敵な世界観や温かみを求めてるんですね。

 

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実際、写真の違いでどれくらいの雰囲気の差がでるのか、試してみました。

使用したカメラとレンズ

BlogPaint

私の持ってる機材はこちらになります。詳しくは「私の持ちモノ」をご参照ください。
今回はこのうちこちらのレンズが肝になります。

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G

Nikon NIKKOR50mm f/1.8Gで撮った写真を実際にくらべてみよう

 

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知り合いの作家さんにベビー用品を作ってもらいました。(写真はiPhoneで撮影)

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コレを家の廊下の日が差し込むところで撮ってみます。(上の写真はiPhoneで撮影)
カーテンがあって柔らかい光が差し込みますが、廊下のシミがちょっと気になりますね。

さて、まずコレをiPhone 6SとNikon Nikkor50mm F/1.8Gで撮影した場合を比べてみましょう。

 

iPhone 6S
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明るさ調節してみたり頑張ってみましたが、全体にちょっと暗い感じですね。
コントラストがつきすぎなのか、色よりも影や凹凸、傷が気になります。

Nikon NIKKOR50mm f/1.8G
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これが単焦点レンズNikon NIKKOR50mm f/1.8Gで撮った写真です。
全体に明るく、色もはっきりして雰囲気が伝わる感じに撮れました。

個別の作品も撮ってみます。

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なんか良いなあ!という作品の雰囲気を写真にできました。

単焦点レンズはズームできない代わりに明るく色が綺麗

レンズにはF値というのがあり、これの数字が小さいほど明るいレンズになります。

レンズが明るいと色がキレイに表現できるようになりますので、
光量が少ない室内で撮った写真も色を鮮やかに表現しやすく、
全体に明るく色彩がきれいな写真を作りやすくなります。

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たとえばTAMRON 16-300mm F/3.5-6.3で撮ったこの写真、
NIKON Nikkor 50mm F/1.8よりもF値が大きく暗いレンズですが、
屋外で撮影するので太陽の直接光を取り込めるためそもそも光量が違います。

私が持っているもう一つのレンズ、TAMRON 16-300mm F/3.5-6.3のインプレについては下記のこちらの記事をご参照ください。

反面、ハンドメイド作品などは間接光(カーテン越しや壁への反射光)を利用した
柔らかい写真を取ることが多いので、その場合にはF3.5だと光量が足りず暗くなります。

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なのでiPhoneの写真も光量の多い風景写真はキレイに撮れても、
こういうフワンとした写真はやっぱり一眼に負けてしまいます。
(こちらは臨月の妊婦さんにオススメのハーブティーを撮影したもの。)

たかが写真、されど写真

頭では「どうせ写真だけ綺麗にとってるんだろ」って思っちゃうのが人間心理ですが、
そうはいっても同じものが並んでいたら実際に手に取れない分、
綺麗な写真の作品を買いたくなるのが人間心理というものです。

写真がキレイなことで、それを使った時の自分のイメージがしやすくなり、
それが実際に手に届いた時の感動とつながり(だから梱包も大事)、
そこではじめて使い心地が良いか悪いかという土台に乗ることが出来るのです。

いくらいい品物でも、雰囲気作りがイマイチだとその評価が落ちる、って経験ありますよね。

ハンドメイド作品を作るなら、それと同じくらい写真や梱包など
作品をとりまくことにもこだわりを持つと良いですよ。

 

単焦点レンズは安いのも魅力

予算で頭を悩ませることは多いですが、
単焦点レンズはズームレンズに比べて構造がシンプルなので比較的安く手に入ることが多いです。

明るくて安いレンズで定評があるのがやっぱりNIKONのNikkorシリーズです。
カメラ本体がNIKONじゃないとつけられませんので、Canonユーザーの方はご注意ください。
今回紹介したNIKONの単焦点レンズはこちら。

ちなみに、このレンズはフルサイズ(簡単に言うとプロ向けカメラ本体)でもつかえるレンズです。
※他のレンズで「DX」とかいてあるものはファミリー向けカメラ本体でしか使えないのでご注意ください。

カメラもいろいろと出ていますが、ウチのはファミリー向けのNIKON D5300でここまで出来ているので、
これから一眼を買う方はこちらの初心者向けの一眼ボディでも大丈夫です。

D5300のNIKON公式ページはこちら

ちなみにレンズキットも売られていますが、中途半端で使いにくいので私は買いませんでした。
D5300は写真に撮影した位置情報を記録できることが決め手でこちらにしましたが、
530gでちょこっとボディが重いです。慣れれば全然気になりませんが、
もしも少し軽い方が良ければGPSついてなくて470gとちょと軽めの同じシリーズD5500がオススメです。

ちょっとお高いですがこっちは画面がタッチパネルになっていて、
ISO(光の感度を上げる機能)が高いです。(私はあまり使わないのでGPSをとりましたw)

D5500のNIKON公式ページはこちら

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この記事を書いた人

千葉・南房総在住/2児のカーチャンやってます。Web関係・カメラ関係のお仕事している在宅ワーカー。ブログは趣味の延長ですが、仕事の備忘録にも使っています)。元ロードバイク乗り(愛車:MBK750RD)

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