巷では結構良い評判を聞くTAMRON(タムロン) 16-300mmのレンズ。
私も今回初めて一眼レフを購入するにあたって、このレンズを相棒に選びました。
高倍率ズームレンズの画質
さて、一般的にズームレンズは単焦点レンズより画質が劣るといわれています。
タムロンのレンズは16-300mmという範囲を1本で撮影できるレンズです。この画角(=撮影範囲)は18-50mm、50-300mmなどレンズが2本でカバーする画角だったりします。これが1本でカバーできるというので画期的です。
広範囲という意味ではNikonふくめ他社も18-250mmや18-300mmという画角のものを出していますが、TAMRON(タムロン)は広角域を2mm伸ばして16-300mmという領域をカバーできるレンズです。つまり、ほかのズームレンズより広いエリアが撮影できるというわけです。
デメリットとしてはちょっとレンズが重いこと。500g超えてますからね。
でもそれが我慢できれば、ぶっちゃけ、これTAMRON一本で良くないか?
しかし、画角が広くても画質が悪いなどそういったことがあると使いづらいですよね。
ということで実際どれくらいの写真がとれるのか、早速使ってみました。
今回のテーマは最もレンズが暗い望遠領域200~300mmの範囲でどんな写真が撮れるのか、です。
天気は曇り、時々晴れ。
カメラ本体:Nikon D5300
レンズ:高倍率ズームレンズTAMRON 16-300mm F/3.5-6.3
ズームと解像度
場所はとある住宅街。更地になった高台に水がたまって湿地のようになっていました。
あ、20mくらい先の水たまりにダイゼンとコチドリがいました。
これは写真の試し所。ということでオートフォーカス、マニュアルであれこれ設定して撮ってみました。
ダイゼン(真ん中の白黒まだらの鳥)だけ切り取ってアップしてみるとこんな感じ。
へえ、結構きれいに撮れるじゃん。さすがに背景の画質がよろしくないですが、思ったより良いですね。
花を見つけたので撮ってみました。こちらは画面を明るくするため、絞り値を少し小さくし、くっきり写るようにISOは100に設定。花なら自分が近くに寄ることもできるので、ズームは165mm(レンズの目盛りで100mmくらい)に合わせて自分が花に近づいて撮りました。結構くっきり。
真ん中の花を切り取ってみました。
思ったよりくっきりでびっくりしています。
道の上を撮ってみました。蜃気楼がもやもやしてます。
もや部分だけ切り取るとこんな感じ。結構写ってるやん!不思議な世界です。
水しぶきのすばやい動きをとらえる
河原ではしぶき撮りに挑戦してみました。
RICHO GRではシャッタースピートが追いつかず、しぶきがもや状にしか撮れなかったので、水滴を丸いガラスのように撮るのは憧れなのです。
しぶき撮りは撮影設定に苦労しました。
動きが早いので絞りを絞ってなるべくくっきり写るようにし、シャッタースピードを最速、ISOを最大でましな写真になりました。ちなみに画像は撮ったままで特にソフトでの修正はかけてません。
しぶきを拡大するとこんな感じ。
思ったよりダイナミックさが伝わる写真がとれました。
ズームだから画質いまいちかなーと思ってましたがそんなことはなく、撮影設定などを調節すればイメージに近い写真がとれました。
思ったより重さを感じなかったし、画質、ズーム倍率含め予想より使い勝手が良いなと感じました。
旅行の時とかはTAMRONの方が良いかも。
結構お気に入りです。
今回使用した機材紹介
カメラ本体
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300 ブラック 2400万画素 3.2型液晶 D5300BK
レンズ
ニコン用 TAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO APS-C専用 B016N
キャノン用 TAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO APS-C専用 B016E