FELT F85に乗りかえて約4ヶ月。
・・・・清里にツーリングに行った帰りに事件は起こってしまった。
右鎖骨、骨折しました。あまりに骨がずれてしまっているので手術してピンを入れました。φ2mmのピンが2本も入っています。
FELT F85にはお世話になりましたが、自分のフレームじゃないと、どこかで気が緩んでいたのかもしれません。自転車といえど、道の上を走る乗り物。気持ちが入っていない乗り方は事故を引き起こす原因になるのかもしれないとふと思いました。
やっぱり自転車は自分がいいと思ったものに乗るべきじゃないだろうか。
1代目と2代目(借り物)のロードバイクについて見直し、今後の購入方針を決める
落車をきっかけに、自分の2台目をまじめに探すことにしたのですが、自分がどうしたいのか見なおしてみることにしました。そこでまずは、自分が自転車に求めてるものを振り返ってみました。
【1台目】Cannondale Synapse alloy6 woman 2013
そもそも300kmくらいの長距離旅したいといって探した初めてのロードバイク。
求めていたこと
・ロードバイクであること
・長距離を快適に走るのに適している
・リアキャリア着けられる(憧れてた)
・水色
乗ってみて合わなかったこと
・実際のトップチューブ長がメーカーの言ってるサイズより2cm短い(サイズが小さい)
・アップライト仕様なので乗り慣れてくると前傾姿勢がきちんと取れず疲れる
【2代目(仮)】FELT F85
自分のサイズにあったレーサータイプのフレームで正しい前傾姿勢を試してみるため借りました。
乗った理由
・サイズがあった
・空いてた(使っていない)フレームだった
気になった点
・フォークが柔らかくてたまに予想外の動きをした
・ハンドル(ベアリング)の動きに違和感があった(何回も調整したが完全に良くならなかった)
・色があまり好みではない
※色なんて、ワガママ言うなという感じだけど、乗った時のテンションに関わるのでこ結構重要な要素です。
自転車を趣味で乗ってると、だんだんと乗り方のコンセプトが変わってくるものです。
私の場合、もともとママチャリより早く走って遠くへ旅したいと思っていました。でも乗り初めて2年くらいすると、札幌から東京に引っ越したり大会に参加するようになったことで、早く走るだけでなくもっといろんな走り方ができるようになりたい、と思うようになりました。
ロードバイクは早く走れることが最優先にされがちですが、早く乗るだけが全てではありません。体力や技術を全体的に底上げしてどんなシーンでも対応できる(事故に合わない)操作技術をつけることが大事です。そろそろがむしゃらにペダルを踏む段階は終わりにして、自転車操作やスピードをきちんとコントロールできることがこれからの自転車ライフを楽しむために必要なことなのでは、と落車してより身にしみて思ったわけです。
次のフレームに求めていること、迷っていること
ということで次のフレームに求めること(好み)、選ぶ上で迷っていることをリスト化してみました。
求めていること(好み)
・フォークが固い(下りが安定して楽しい)
・色はブルー系
・デザインがおもしろいorめずらしい
・マイナーブランド
迷っていること
・自分の脚質。山ばっか行ってるけど体格的には平地のが得意?
・何かに特化したフレームがいいのか、バランス系がいいのか
・フレームの何を重要視したいのか自分でわかってない
・とにかくブランドとフレーム特性がわからぬ
私に向いているのはどんなフレーム?自転車屋の店長に相談したよ
次に不明な点を解消すべく、ショップイベントで坂や平地を走りながら店長横井氏に自分の脚質や自分に合うフレームはどんなものかについて相談しました。(店長には事故前からちょこちょこ相談していました。)
その結果、私の脚質について出てきた結論は、脚質的にはルーラーが近いと。
・平地向き(女子の中ではかなり平地走れる方)
・トルク型(パワー型でくるくるペダル回すのはそんなに得意じゃない)
・瞬発力はあまりない(緩急など急な速度変化は得意じゃない)
・速度を一定に保つのは得意
・筋力は男性に比べるとやはりない
男性に比べて筋力がないのと、いつものツーリングスタイルを考えると、何かに特化したものよりもオールラウンド型で平地、下り、上りの方がどのシーンでも楽しめるフレームがオススメじゃないかということでした。そのなかで、特に踏んだ時に伸びのあるフレームを選んだほうが平地や下りなど得意を活かせるんじゃないかと。
また、FELT F85はトップチューブ長530mmでしたが、やっぱりちょっと大きい感じがするのでワンサイズ小さくしたほうがよいかもしれないとのこと。小さくすることでサイズが合いハンドル操作性がよくなるだけでなく、フレーム重量も軽くなるのでヒルクライムも登りやすくなる、ということでした。
φ(゚Д゚ )フムフム…なるほろ。
まとめ:次の自転車はこんなフレームが良いのでは
ということで、2代目のチャリはこんな感じのフレームを探せば良いことが分かりました。
概要
・オールラウンド型のクセのないレーサー型フレーム
・フォークが固く、下りが安定して楽しく下れる
・硬すぎないが伸びのあるフレーム
・ほどほど軽いほうがいいのでカーボンフレーム
こだわりたいポイント
・色はブルー系(赤系じゃない)
・マイナーブランド(何そのメーカー、と言われたいw)
・フレーム組(クロチェリスタは全てフレーム組だけど)
・デザインがいい、フレームとパーツの色の組み合わせでいろいろ遊べる※
※1台目は淡いブルーだったので自転車に合わせるサドルやハンドル、タイヤの色は、黒と白しか合わなかったので次は組み合わせを楽しみたい!
結局青系→赤系で行こうってなった経緯はこちら
さて、あとは自分のインスピレーションを信じてひたすらフレームを探すのみ。
・・・・なんですが、これがなかなか難しい。
▲Wilier(ウィリエール) グランツーリズモ(グリーン)
ウィリエールのグランツーリズモのグリーンもとても良いのですが、フレーム単体が美しすぎて他のパーツに合わせる色が黒しか思いつかず、今回の「色の組み合わせで遊ぶ」コンセプトからはずれるので保留。実物はとても美しいです。はい。
このわがままでなかなかウンと言わない困った客は、骨折したこともあり暇さえあれば店に行ってドリンク数杯でうだうだとやってたわけです(横井さんすみませんでした)。ただ、ラッキーなことに秋は各メーカーの展示会シーズンだったということもあって、仕入れたてホヤホヤの展示会情報をフレームに限らずいろいろと見せてもらい楽しんでました。
とブツクサ言ってるめんどくさい客に、店長横井氏がそろそろっと
「…コレはビビッときませんでしたか?朱色ぽい色にパールが入っててものすごく綺麗なんですよ」
と、提案してきたのがMBK RD750-TRでした。この希少フレームを私なぞに!
しかし、めんどくさい客の反応は、
(・ε・).。oO(赤系かー。赤はなー…
・・・非常にめんどくさいです(笑)
もういいよ、自分で探してこいよ!!!ッて感じです。
しかし、めんどくさい客はふと思うのです。
!(・ω・).。oO
この色、デザイン、よく見るといろんな色と合わせたら個性的な組み合わせにできそうじゃないですか。
シルバーとか青とか黄色もいいかも。
無意識に青系にこだわり過ぎていました。別にフレームの基本色が青じゃなくてもパーツに入れるという方法があるのでは?!それに気付くと途端にそのフレームに興味が湧くのは非常に面白い現象です。
乗りたい(^ω^ 三 ^ω^)見たい
非常に都合のいいやつです。ちょうど骨折れて自分のフレーム買う気になったタイミングもあり、メーカーさんに試乗車を依頼してもらったのでした。
ただ、ワンサイズ大きい色違いのものしかなく、オレンジは自分のサイズ(XS)がラス1ということだったので、とにかくフレームを見て惚れたら成約することにしました。
イイネ(^ω^ 三 ^ω^)イイネ
予想の120%の素晴らしさで乗ってもないのに即決(笑)
そういうわけで、2代目はMBKになりました。あとから知りましたが、漫画「シャカリキ!」の中で山岳王・ハリスリボルバーはMBKのクロモリに乗ってたんですね(笑)
店長横井氏にはとても感謝しています。パーツは楽しみながら少しずつ揃えて行くことになり、フレームもしばらくお店に置かせてもらうことになりました。
もし青梅を通る時にこのショップのことを思い出したらぶらっと寄ってみてください。プロテインドリンク(200円)で体力回復しながらちょっとした雑談をしてみると面白いかもしれません。マッキーのブログを見た、と言ってくれた方には横井店長の素敵なスマイルとチャリ雑話をプレゼントします(笑)
自転車人の店 クロチェリスタ
東京都青梅市本町130-1 ダイアパレスステーションプラザ青梅1F(青梅駅を出て、ロータリーの左奥)
営業時間:12:00~20:00 (定休日:毎週水曜)
ショップイベント:主に土日8:00~11:30開催 (ツーリング、走行練習、座学など)
TEL:0428-78-4766 ※フレームやイベント申し込みはこちらの番号へ