だいぶ暖かくなってきましたね。
冬の間、ロードバイクがご無沙汰になってきた人もそろそろ乗ろうかな~と思い始めた頃でしょう。
・・・っていきなり乗らないように!!
久しぶりに乗る人は最低限次の3つを確認してから自転車乗りましょう。
久しぶりに乗る時に起きやすい3大トラブル
まず久しぶりに乗る時に起きやすいトラブルを確認しておきます。
大きく3つです。
- チェーン油切れで重い、切れる
- タイヤに空気なくてパンク
- ブレーキが効かなくてぶつかって事故
どれもメンテや確認をしてなくて、実際に走ったらあれ!!ということばかりです。
もう乗ってる人からすれば凡ミスですね(笑)
でもめんどくさいのでついついやらないんですよ。
ということでひとつずつ説明していきましょう。
チェーン油切れで重い
チェーン切れするほど油ささないことなんてあるの?
と思うじゃないですか。意外と油切れしてる人多いです。カピカピすぎて切れるまでの人は・・・一部ですけど。
チェーンのオイル切れでのトラブル
チェーンオイルって揮発性があるので、どんどん飛んできます。1シーズン寝かせてたらもう、カッピカピですね。
で、チェーンのオイル切れするとどうなるかが問題です。
- 足に非常に負担がかかる(疲れ、事故の元)
- パーツを痛める
- チェーンが切れる
チェーンの油切れでの一番のデメリットは体への負担が大きいことな気がします。
油は潤滑剤なので、油切れは摩擦を増やして走るのに必要以上の力が必要です。
久しぶりのライドで体力がないのに、必要以上に力がいるということは疲れて判断力が鈍る原因になります。
あとはパーツを痛めたり、最悪チェーン切れで走れなくなったりですね。
乗る前にはチェーン清掃と注油を!
ということで、乗る前には最低でもチェーンの清掃と注油をお願いします。
シーズン開けて久しぶりなら、こちらのチェーン洗浄機を使って全体的にきれいにしちゃうほうが楽だと思います。
使い方がわからない方はこちらにかいてあるので、是非どうぞ。
参考 【自転車メンテ】チェーン洗浄機の使い方と家庭用中性洗剤の効果比較
タイヤに空気なくてパンク
タイヤの空気入れるの忘れて、乗ってからあれ、なんか重いな・・・みたいなことありますよね。
出る前にまあいいやってやるとそうなるんですよね。
タイヤに空気がないとタイヤと地面の摩擦抵抗が増えるのでいつも異常に疲れますし、タイヤが薄くなるのでちょっとした段差でリム打ちパンクしやすくなります。
リム打ちパンクは結構穴がでかいので、チューブ持ってないと厳しいですよね。
タイヤの気圧は女性なら6~6.5、男性なら7気圧
久しぶりに自転車に乗る場合、大抵タイヤの空気が抜けてます。
空気圧が低いまま走ると段差などでリム(ホイールフレーム)と段差があたり、チューブが一発で破れてパンクする原因になります。
いわゆるリム打ちパンクですね。るので必ずチェックしましょう。
出発前に気圧メーター付き空気入れで空気を入れましょう。
大人の女性なら6~6.5気圧くらい、大柄の男性なら7気圧くらいです。
え?気圧メーターがついた空気入れがない??
そういう人はロードバイクを取り扱っている近くの自転車屋さんに行くか、こちらから買えるので乗る前に調達して下さい。
出先でタイヤが破裂したときの対処法
どんだけ気をつけてもパンクするときはパンクします(笑)
例えば下りで縦の溝があってそこにタイヤが突っ込んじゃうとか、何故かタイヤの側面が削れてチューブが飛び出してパンクするとか、いろんなケースがあります。
私もなどか辺鄙な山でパンクに遭遇しましたが、チューブだけならまだしもタイヤが敗れると絶望的な気持ちになります。
空気入れてもチューブがはみ出てすぐパンクしますからね。
タイヤが破れたときの対処法もあるので、ちょっと知ってるだけで安心感が違います。
こちらの記事に紹介しているので是非どうぞ
ブレーキが効かなくてぶつかって事故
ブレーキが効かないというのは相当怖いことなんですが、案外チェック漏れで出発することありますよね。
ブレーキがゆるい原因は2つあります。
- ブレーキシューが削れている
- ブレーキワイヤーが伸びている
どちらも自分でできるのですが、シューの交換は自分で出来たほうが良いことなので出来ない人はこの機会に覚えるといいですよ。
ブレーキシューの交換はこちらの記事にまとめています。
参考 【自転車メンテ】写真で解説!ロードバイクのブレーキシュー交換手順
ワイヤーの初期伸びについて
自転車を買ってすぐだったり、ワイヤー交換したばっかりだと1~2ヶ月くらいで「ワイヤーの初期伸び」という現象でゆるくなったりします。
初期伸びはディレイラーにも起きますので、変速が上手く行かない(うまくはまらなくなってきた)ということがあれば、一度自転車屋さんにみてもらうことをオススメします。
ブレーキの自己点検方法
出発前に両方のブレーキを思いっきり握りこんでください。ぎゅっとね。きちんと前輪も後輪も止まりますか?
ふわっとしたりかなり握り込まないとブレーキが効かないときはワイヤーがゆるいかブレーキシューが削れ過ぎています。ぶちっと切れたら論外です。自転車屋さんに駆け込んで下さい。
ブレーキシューが削れているくらいだったら自分で交換できますので、やりましょう。ブレーキシューの交換方法はこちらにありますので参考にして下さい。
参考 【自転車メンテ】写真で解説!ロードバイクのブレーキシュー交換手順
パンク修理キットは持ち歩きましょう
久しぶりに自転車に乗ると、体も馴染んでないのでトラブルにあうリスクも高久しぶりに自転車に乗ると、体も馴染んでないのでトラブルにあうリスクも高くなっています。初心者でパンク修理に自信がなくても、自転車乗りの最低限のマナーとして「交換用チューブ」は持ち歩きましょう。
もしパンクしていて交換用チューブがなかったら、助けてくれた人からチューブをもらうことになります。助けてもらうにしても、最低限自分のチューブは1本持って行きましょう。
サイクリング楽しんでくださいね~♪