箱根TOYOTIRESターンパイク

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HCCS 箱根TOYOTIRESターンパイク  

 場所・路  神奈川県
 西湘バイパス TOYOTIRESターンパイク (私道:自動車専用道)
 分析ルート  上り始点:神奈川県小田原市早川
 下り終点: 足柄下郡湯河原町鍛冶屋
 距離  13.5km (上り10.3km以上、下り不明)
 最大標高  991m ※ルートラボ
 (上り始点:29m、終点:991m ※ルートラボ) 
 平均斜度  全体7.1% (上り:8.6%、下り:5.1%)
 最大標高差  968m (獲得標高 上り:1012m、下り:54m)
 峠の評価
評価

【登坂距離の指標】
1:1km未満、2:1~3km、3:3~10km、4:10~20km、5:20km以上

【平均斜度の指標】
1:1%未満、2:1~3%、3:3~5%、4:5~8%、5:8%以上

 傾斜の詳細 ※クリックで別ウインドに詳細が出ます
ターンパイク

 総合評価  初心者ススメ度 ★★★☆☆
 ココロ折れ度  ★★★★☆
 M気要求度   ★★★★★
 孤独度      ☆☆☆☆☆ 
 登頂達成感   ★★★★☆
 感想  箱根に作られたこのターンパイクは延長15.782kmにわたる観光有料道路であり、箱根ターンパイク株式会社 (HTPL) が保有・運営する私道である。ターンパイクは箱根から小田原に続く尾根を基に作られた道路で、その昔、豊臣秀吉が小田原攻めに向かう際にこの道を通過したとされる。そのため、ターンパイク沿いの尾根は“関白道”とも呼ばれ、小田原攻めに由来した地名が数多く残されているようだ。なおターンパイク (turnpike) とは、有料(高速)道路、トール – ロードを意味するらしい。
 …と偉そうに書いたが、今知った(笑)斜度だけでなく背景も面白いこの箱根ターンパイクについて、もっと詳しく知りたい方はwikipediaまたは管轄会社の歴史ページを参考にされたし。

 さて、今回は開催母体が変更したあとの第1回ということで、2012年12月2日にランとバイクでヒルクライムレースが行われた。少なくとも年に1回はヒルクライムレースが行われているようなので、この道をチャリで登りたい方はこの機会を逃さないようにされたい。

 料金所を出発地点とし、頂上の駐車場をゴールとするこのコースは、スタート地点に10%の看板があり、一定間隔で10%看板を見かける変態コースである。自動車専用のため道幅に余裕があるほか、レース当日は通行止めで開催されるため思い切ったコースどりも挑戦できる楽しさがある。傾斜としては10%とキツめだが、短距離かつ傾斜は一定であり、いつ終わるかわからないアップダウンの苦しさはない。コースの合間に見える景色は絶景が多く、峠好き・初心者にもおすすめである。

 ヒルクライムレースは得手不得手がはっきりするうえ軽量・小柄な方が有利なため、ハイレベルな場合を除き女子やMTBにも勝てるチャンスがある。今回(2012年)のスタートは男子の若いグループから女子、MTBの順で、マットを踏むと計測が始まる形式だったのでスタートスプリントで焦ることもない。ヒルクライムレースは通常のイベントレースに比べてスプロケの歯数やメーカーの傾向が違って面白かった。詳細はブログメモを参照されたし。

 12月のレースだったため寒かったが、コースは来年も走りたいと思えるコースだった。レースではあるが、みんなで一緒に走り、途中にミカンジュースや梅ジュースの補給があり、頂上の駐車場には出店がたくさんあったりとイベント色もある。ちなみに、勝ちたい人はオレンジジュースも飲まないらしい。ライフスタイルに合わせてどうぞ(笑)

>>今回分析に使ったルートラボはこちら※レース公式HPより

▼風景ギャラリーをみる▼


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走行時間:1時間15分05秒(公式記録)
平均速度:11.0km/h(公式記録)
最高速度:53.2km/h
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この記事を書いた人

千葉・南房総在住/2児のカーチャンやってます。Web関係・カメラ関係のお仕事している在宅ワーカー。ブログは趣味の延長ですが、仕事の備忘録にも使っています)。元ロードバイク乗り(愛車:MBK750RD)

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