ジロ・デ・イタリア2015を観に行こう②旅行計画 自分で航空券を手配する

世界三大自転車レースの一つ、ジロ・デ・イタリア。

route-map

ジロ・デ・イタリア観戦に行ってきます。
現地の滞在日程は5月20日入国~23日出国。
ジロ・デ・イタリアの日程を見ると、ちょうどベネチア周辺を通る日程です。

旅行スケジュール概要

Giro2015観戦スケジュール

今回の旅行計画はこんな感じ。図をクリックすると別ウインドで大きな画像が見られます。

 通常、パリ経由などの一般的ルートでイタリアへ行くと、イタリアへの移動だけで3日取られて現地滞在時間が短くなってしまいます。

周遊チケット

そこで、今回は最も移動時間が短いドバイ経由のエミレーツ航空を利用。しかも羽田発着しているので大変便利です。エミレーツ航空について調べてみると評判も良いようです。

ちなみに今回のルートは帰りのドバイでの乗り継ぎが悪く、深夜に8.5時間も空港にいなければならないスケジュールでした。昼なら一度出国して街を散策するところですが、夜はあまり出歩きたくない。仕方ないのでドバイ発成田着の早めの便を探して、運よくいい時間の便が見つかったので帰りはドバイ発成田着の便を手配(※)しました。おかげで待ち時間を8.5時間から3.5時間に短縮、帰国の時間も早くなりました。

※行きと帰りのルートを変えたい場合
通常、「往復」チケットは行きも帰りも同じルートでなければいけませんが、帰りは違うルートにしたい場合「周遊」タイプのチケットを手配します。オープンジョーが可能なチケットなど特殊な場合を除き、基本的にチケット購入後の変更はできません。新規の取り扱いになりますので要注意です。

大会詳細情報の取得元

ジロ・デ・イタリアの旅行計画に必要な詳しい日程はsteephill.tvから取得しています。

TVの使い方

steephill.tvの右サイドバーを下に進むと細かい情報のリンクが出てきますので、ここのmapやtimetableでレースの概要が確認できます。

ここまで細かくなくても、下記の日本語番組ページなどでもレース情報を確認できますのでご利用ください。
J SPORT (マップなどは少ないが日本語ページでステージ概要を理解しやすい)
Cyclowired.jp (コースの高低表とその解説が日本語でしてあってレース内容をより理解しやすい)

今後ロードレースの生観戦に行きたい、または観戦ツアーに限らず、海外旅行はツアー旅行しか行ったことがない、個人で海外旅行を手配してみたいけど、みんなどうしてるの?と思う方は下記のエントリー記事もご参考下さい。

過去のエントリー記事
まず何をすればいいの? 個人旅行手配のガイダンス
旅券手配について 航空券予約サイト

目次

旅券手配はどうやるの?

検索

旅券の手配は
1)航空会社に問い合わせて直接航空券を手配する方法
2)仲介サイト(旅行代理店)を使用する方法

おおまかにこの2つがあります。
それぞれ、メリットとデメリットがあります。

1)航空会社に問い合わせて直接航空券を手配する方法

【メリット】
・ローカル線やマイナーな路線のチケット確保ができる
・好きな路線を組み合わせできる
・代理店での取扱手数料が不要。

【デメリット】
・日本語のサイトはないのでHPでの予約に苦戦する
・取得できたかどうかは自分で確認するしかない
・チケット管理、リコンファーム(予約の最終確認)を自分で行う場合の手間がある

おすすめの利用例
・その国内で移動をしたい時
・取り扱いをしている代理店が見つからないマイナー路線の場合
・仲介手数料は払いたくない

マッキーの体験談
クロアチアに旅行に行った際はクロアチア航空のHPから航空券を手配しました。
現地国到着した後の移動は、日本で例えると、東京から札幌への移動のようなものなのでそんなに高いものではないことも多く、現地の航空会社を探して航空会社のHPから手配するのもよいと思います。

2)仲介サイト(旅行代理店)を使用する方法

【メリット】
・日本語で問い合わせができる
・乗り継ぎの組み合わせを代理店が提案してくれるので考えなくてよい。
・いくつかの路線、時間帯のパターン、価格を並べて比較できるので選ぶ方に集中できる
・チケットの管理が楽(代理店が必要な書類を作成してくれる)

【デメリット】
・仲介手数料が必要
・たくさんの代理店から自分でどこに依頼するか決めなくてはいけない
・自分の希望する路線の組み合わせがない場合がある

おすすめの利用例
・一般的な個人旅行の海外航空チケット手配(特に日本←→目的国)
・複数都市を経由する場合
・代理店を比較して納得のいくルートと価格で手配をしたい場合

ワンポイントアドバイス
ちなみに、特殊な路線、たとえば通常A都市→B都市→C都市というチケットしかないが、X都市に寄りたいのでA都市→X都市→C都市がいいという場合は、個別にA都市→X都市、X都市→C都市という2枚のチケットを取るかオープンジョー(条件の中であれば好きな場所から乗ることができるチケット)を利用すれば可能です。※オープンジョーの航空チケットについてはまたの機会に書きます。

私がよく使う旅行代理店サイト

1)トラベルコちゃん
 旅行代理店を検索するためのサイトで、価格.comのような位置づけのサイトです。最安値の代理店などを調べることができ、大まかに旅行費用のイメージをつけるのにも役立ちます。ここで希望のルート、価格を見つけ、気にいったものがあったらリンクからその取り扱いをしている旅行代理店のサイトに移動して手続きを進めます。

【メリット】
・複数の代理店を比較して、最安値の検索ができる
・価格の最安値などはこのサイトが一番わかる

【デメリット】
・代理店のリアルタイムな状況を反映していない
  検索してヒットしても、実際に旅券が売りきれている場合があります。
・代理店の良し悪しがある
  大手から聞いたことのない個人旅行代理店までさまざまあります。

ワンポイントアドバイス
安いには訳がある?最安値には要注意
あまりに安いチケットは航空会社の評判をまず確認しましょう。調べても評判のよい航空会社だった場合は、代理店に問い合わせをしてなぜこんなに安いのか聞いてみましょう。納得のできる返事が返ってこなければ、依頼するのをやめる方がよいと思います。

「航空券の手配は出発日が近づいたら発券しますので」という業者には要注意!
旅券がいつ手配されるのかは必ず確認しましょう。
旅券は出発の間近にならないと手配できない、と言う代理店はトラブルが起きやすく危ないので避けた方が無難です。(結局取れなかったなどのトラブルになりやすい。現に友人がそういう状況になりました)

2)アルキカタ.com
 旅行代理店です。ここから直接航空券を手配できます。ちなみに書店の旅行ガイドコーナーに必ずある「地球の歩き方」が運営している旅行代理店サイトです。 手配はすべてインターネット上で行うことができます。(電話でもOK)会員登録をしておくと、旅券が手元になくても航空券の手配ができます。

【メリット】
・代理店なので航空券の確保が確実にできる
・旅券番号(パスポートの固有番号)が分からなくても航空券の手配ができる
(ただし名前のローマ字がパスポートと違ってしまうと航空券が使えなくなるので注意)
・インターネットで予約完了(電話でも可)
・カード支払いOK
・支払後、2~3日でeチケット発券(2か月切った時点でチケット予約した場合)
・チケット予約履歴、座席指定、旅券番号登録がマイページで一括管理できる

【デメリット】
・最安値では購入できない(選択の幅がせばまる)
・2か月切っている航空チケットは入金時点で予約確保
・会員登録が必要(大した情報じゃない)

おすすめポイント
旅券番号が後からでもOKなのは助かります
初めて海外に行く人がいたり、婚姻で姓が変わり変更手続きが必要な人、有効期限が切れている人などはパスポートの申請手続きが必要になります。この申請を待っていると1~2週間くらい航空券の手配が遅れてしまい、最悪取りたかったチケットが売り切れになってしまう可能性もあります。パスポートが未発行(または申請中)のままでも旅券の取得ができるのは助かります。

個人手配で気をつけていること

旅券がとれなかった、支払いでトラブルを起こした、希望と違っていたなど代理店とのトラブルは避けたいものです。特に、航空チケットの場合はこれがないと旅が始まらないものなので、個人的には下記のことを気をつけています。


1)最安値は選ばない

安いには訳があるのは世の常です。安値の程度が僅差であれば、代理店や航空会社の評判を確認してそれにすることもありますが、大抵は安くても中の下くらいのチケットを手配します。


2)航空会社の評判を検索する

航空会社の評判はネットで検索してみたほうがよいです。スタッフの対応、食事の程度など良いコメントと悪いコメントを比較します。最終的には自分で判断しないといけない部分ですが、先人の評判・コメントはトラブル回避や予測に役立ちますので必ずみておきましょう。


3)キャンセル費用を確認する

航空券のキャンセル費用は、代理店や航空会社の規定により違うので、必ず確認してください。10万のチケットをキャンセルした場合、戻ってくる金額は5万以下だったりするので大体でも構わないので計算しましょう。ヨーロッパのチケットは高いので、万が一キャンセルになると損失も大きいです。確実に日程とすり合わせてから予約しましょう。 


4)時間を確認する

たとえば一口に5月20日出国~24日帰国の日程だとしても、旅行会社や乗り継ぎ、出発時間帯によって内容は様々です。まずは現地と日本にどの時間帯に着いていたいかを決め、以下の項目を確認し、実際にどれくらい現地に滞在できるのかを計算してみてください。

 □出発空港と出発時間に無理はないですか?

 自分のスケジュールに無理のない時間・空港から出発しているか確認しましょう。海外出国の場合、出発時刻の3時間前に空港に到着している、というのがひとつの目安です。

 □出発時間で損してませんか?

 同日発でも1時発と23時発を比べると、1時発の方が時間的にお得です。日にちだけでなく出発時刻も確認しましょう。

 □乗り継ぎ国の到着時間、深夜の長時間待ちになってませんか?

 乗り継ぎ国の現地到着時間が夜の場合、特に21時以降の場合は(治安によりますが)空港の外に出るのはお勧めしません。また深夜に乗り継ぎ空港に到着し、次の出発まで8時間も待つ、というケースもお勧めしません。その場合空港に泊まることになると思いますが、待合のベンチで寝るということになります。寝ている人もいますが、盗難などのトラブルが起こらないとも限らないし、寒いしあまり休めません。やむを得ないケースも多いのが現状ですが、できればそういうフライトスケジュールは避けたいですね。
 なお回避策として、乗り継ぎ国に早めに着く便を選び、一度出国して街を散策しながら時間をつぶす方法や、宿泊する方法も一つの手です。(出国の際はビザの事前取得が必要かを確認してください) 

 □帰国空港と帰国時間に無駄・無理はないですか?

 24日着と言っても、現地を22日に出るのと、23日に出るのでは滞在できる時間が異なり、コストパフォーマンスも変わってきます。また24日に日本に帰ってくるといっても、24日の朝につくのと夕方に着くのでは時間のコストパフォーマンスや終電との兼ね合いが変わってきます。夜に着く場合は終電・終バスがあるか確認しておきましょう。場合によっては出国と帰国の空港を変えるというのも手です(その場合は「周遊」の条件でチケット検索を行いましょう)
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この記事を書いた人

千葉・南房総在住/2児のカーチャンやってます。Web関係・カメラ関係のお仕事している在宅ワーカー。ブログは趣味の延長ですが、仕事の備忘録にも使っています)。元ロードバイク乗り(愛車:MBK750RD)

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